「すずめとヒヨドリの解放区」続き

「すずめとヒヨドリの解放区窓から来るもの(名古屋)」から移項。窓から来るすずめとヒヨドリとの交流と野鳥撮影など。cap / コピー君

2022年02月

 あと一週間で60日になるけど…外壁塗装は順調に進んでいるのだろうか?済んだはずの部分を塗りなおしたり、ある部分は全然進んでいなかったりしている。さすがに作業人も慌ててはいるようだが。外装だけでなく階段と廊下の壁も塗るということでドアにも目張りのビニールを貼られた。中には怒って破り捨てる住人もいるけど外の足場さえ予定通りに片づけてくれればいいのだけどね。
omati  2月はヒヨドリ達が帰ってきて嬉しい再会の挨拶を交わしてオレンジジュースとカステラで歓迎している時期だったのに…。昨日近くの学校の運動場のまわりの樹木で鳴いているヒヨドリを見た「ピーター~ニコ~」とつい呼びかけてしまう。
 この場所は始祖のピーサンが巣を作っていた場所だ。代々受け継がれているらしい。覚えていてくれるのだろうか。
スズメ達の一部とは駐車場で逢っている。出かける時エサを撒いておくと戻ってきた時はきれいになくなっているし、木の上でこちらを見ているから分かっているとは思う。

世の中は不穏な空気!
ジヤベリンという肩に担いで無反動で発射できる対戦車ミサイルをアメリカが供与していたからロシアの戦車や補給トラックは全滅状態らしいね。高価な戦闘機やヘリに戦車があっという間に無力化するという…戦争もハイテクでこんなに変わるのですね。無力で何もできないけど、はやく停戦になるように祈ります。
3月1日追加
ゴミ出しは8時前と厳しく決められているのはカラスがごみ袋めちゃクチャにするから。その時に駐車場にエサを置いてきました。暫くして出かける時に見るとスズたち元気そう。車の中からコンデジで撮りました。みんな~もうすぐだよ~この木はねぐらにしているかもね。
工事もいよいよ仕上げ段階に入りビル正面を最後に仕上げかな。今日は珍しく3人も来ていました。
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 う~ん 何と言いましょうか…
工事人の兄ちゃんに「窓のビニールは何時とれるの?」「明日です」というやり取りがあって、その明日は天皇誕生日で休日でやっぱりその次に日にペンキ塗りがありました。ビルの塗装だから当然噴霧器で一気にやると思ったのに実際はコロコロと小さなローラーで手塗り!。こういう時あちらの映画では「オーマイガッ!」と言うよね~。…で、半日で終わりビニールは取れました。覗いてみるとなんと壁の色はそれこそ
「オーマイガッ!」でしたとさ。この写真では分かりにくいけど真っ黒クロスケ(*◇*)なんよ~。  
0225toreta…で翌日外から見るとまだ半分だけしか塗っていませんでしたとさ。うるさそうな奴がいるとこだけ済ませてまだまだかかりそう。足場は一体??
0225pnokoまだ駐車場のエサやりは続きそうね。なんか言いたそうなスズメ!我慢してね~。

 今日は寒い日です。風がないから耐えられるけどまだまだね~
0222suzu   朝出かけるときに駐車場にカステラ、砕きピーナッツとアワヒエなど撒いて車に乗って動き出したらもう10羽ほどのスズメが食べているしさらに10羽ほど来てにぎやかに食べている。ハシボソカラスも1羽来て仲間いり、君はチョウゲンボウ用の用心棒してくれるなら仲間にしてあげる。エサを撒くところを見ていたようね、あてにされているのは嬉しいね。スズメ達は待っていてくれると信じなければね~。

 ところでまたまた愚痴がでるのは外装工事の遅さ!若い兄ちゃんの工事人がいたので「窓に目張りをされて5日目だよ!いつ塗装するの?」と心の中は隠して優しく聞いてみた。明日塗りますと言うことでした…まあこの若い兄ちゃんひとりしか来ていないから文句言うわけにはいかないね。そういうグダグダの会社なんだからね。
なんかすっごく愚痴っぽい小さな人間になってしまいました…グスン0222hiyo

 あの鐘を鳴らさないで~
02kanenoneここは河川敷の大きな公園。解放区の連中が行く場所より下流です。野鳥の飛来地として有名な場所です。修業時代は通いつめたものです。朝6時半には近所の人がラジカセ持ち込んでラジオ体操でにぎやかです。広場には鐘のついた塔がありますがこの鐘を鳴らすひもが切れていたのを喜んだのはスズメです。上手に巣材を持ち込んで高級マンションに仕上げました。毎年ここを巣にできるのは2組だけという競争率の厳しさなんです。勝ち取っても油断はできませんしっかり見張りが必要ですね。 0220tutusu     スズメの住宅難は厳しいものです。街を歩いているとまだ早いのですが夫婦でもう確保している場所があります。この電線のカバーの筒の両側に昨日は見張りが居ましたが今日は食事に行ったのかな。0220kabesuその近くの私鉄の高架の継ぎ目からは巣材がはみ出ていました。もう巣作りは始まってい0220yanesuこの比較的新しい住宅の屋根の隙間にスズメが入りました。写した時は入った後でした。新しい住宅でも雑なつくりはスズメにとっていいのかもね。   0220kinomi0220hiyosuzu大邸宅のクロガネモチの実はヒヨドリが食べていました。ピーターかもしれないね。今日はメジロもジョウビタキも見かけなかったけどスズメ達は元気そうで安心しました。
さてビルの外装工事は金曜日に窓にテープを貼られてそのまんまです。窓は開けられないし…。あ~あ。

0218zyobiジョウビタキのとしだれ梅 
あ~あという気分でグダグダと愚痴かいな~
今日は3か月ぶりの定期検診日。前回予約時間にぴったりと行ったら診察まで2時間近く待たされたので原因を探るとみんな早めに来て予約受付だけしてどこかで時間つぶしらしい…それでか!と今回は早めに行ってみたら予約時間前に診察終了という早さでした。スズたちのお昼ご飯を心配しなくていいので慌てて帰らなくてもいいのだけどね。それより行く途中少し道を変えて豪邸の庭近くを通ったらおや!町内では初めてのジョウビタキの♂、椿の花にメジロ、赤い木の実にはヒヨドリと駐車場のスズメとおなじみの楽しい連中がいました。梅の花も開いて春近しという感じでした。ヒヨドリには「ピーター!ニコ!」と呼びかけてしまうけどね。
 病院では早く事が済んだので帰り道にあるマックで買い物。医者はああいうものは感心しませんね~と批判的だかたまのことだからいいかと。ところが凄い行列…普通の客のはほかに最近はやりのウーバー何とかの配達人が数人並んでいたからね。
 戻ると部屋の窓の外側からビニールが貼られていた。あ~あ、やっと吹き付け塗装になるのかなぁ~。この数日工事人は見かけなかったものな~。もうすっかり厭世観でおちこんでいたけど…。

0213teisatu 去年の2月と言えばピーターとニコも戻りスズメ達は恋の季節でとっても賑やかでした。02kyonenまだ白いスズメの02butiブッチーさんも大人と並ぶとこんなに小柄だったのねと思ったり。いやいや立派に成長したよと見直したり、とにかく騒がしくも楽しい日々でした…今年2022年はもうつまらないこと。過去の楽しかったことを思い浮かべて駐車場にエサを撒くこの頃。この駐車場に来ているのは10羽グループと5~6羽グループと地元の2羽が確認できたが河川敷に行った大多数とブッチーは来ているのかわからない。ヒヨドリも近くに飛んでいたけど…。きっちり60日工事するなら3月2日までかかるのか~。あと17日なのか!まさか土日祭日休みだから計算外なんてことないよね。

今日は日曜だから工事人はウロウロしないから窓を開けて誰か来ないかと待ってみたけど…。

 駐車場にまいたエサはきれいに食べられているので今日は対面で遊ぼうかなと期待したが雨でスズメ達は来ていない。反対側に1羽いたがこの雨でも頭しか濡れていないから健康状態は悪くはないようだ。2月早く過ぎてしまえ~と思うね。
0202senndan さてこんな日は過去の写真を見ながらいろいろ考える。
「毒にも薬にもなるセンダンの実」
センダン(栴檀)の実は人や家畜が食べると中毒を起こして酷い時は死に至る毒のようですが逆に漢方ではひび、あかぎれ、しもやけに外用整腸薬、鎮痛剤として煎じて内服樹皮は生薬の苦楝皮(くれんぴ)と称して、駆虫剤(虫下し)として煎液を内服葉は強い除虫効果を持つため農家において除虫にセンダンの抽出成分が、インフルエンザウイルスを不活化等々色々な効能があるらしい…ということはコロナにも??…誰か研究してください。毒と薬は紙一重の典型ですね~。
でもヒヨドリやムクドリは食べても平気のようです。美味しくはないと思いますが3つ4つと飲み込めば腹はふくれるでしょうね。しかしこんな硬い皮を消化できるのも凄いですね。

0209tukakreおもしろい写真はピーターとツママレ君かな。いたずらが過ぎて頭をつままれたやんちゃ坊主は翌年大人になってもつままれたかもね…同じ子かどうかは分かりませんけどヒヨドリが本気で攻撃することはありません。ふざけて遊ぶほど仲はいいのですよ。でもピーターのかみさんがカステラひったくられてスズメのチビさんに怒った時は迫力あったけどね~。

 窓の外は粉雪舞っている。こんな日はじとじとと思い出話…
pisan
 待っても彼は帰らなかった。分かっていた。去年帰ってきた日に感じた印象「歳とったな」と思わず言葉に出た。彼も「お前もな!」と返したけど。 彼は去年ふるさとで亡くなっていたのだろう。8歳だから野生の鳥では長寿だろう。愛妻のビジーさんはどうしたのだろう。
 ピーサンはビジーを大切にしていた。ビジーは3番目の妻だった。最初は年上のグラマーさん、よく喧嘩していたなぁ。原因はいつも同じ。「あんたの考え方はすずめなのよ!」と言われていた。だってピーサンは親にはぐれて困り果てていた時、7羽のすずめセブンベイブスに出会い後をついて歩いていた。窓からおずおずと入ってきてパンを貪り食った。その間もセブン達に「じゃま」とかいわれていた。みかんをやると喜んで食べた。ミカン,ほしぶどうパンが特に好きだった。 いつもすずめと一緒に行動していた。他のヒヨドリが窓のみかんを狙ってくると激しく戦い追いかけた。小柄なのにとても強かった。
 次の年の春、大柄のメス=グラマーさんを連れてきた。子供はコピーとチピの2羽が産まれた。夏には旅立った。その頃はひよどりの習慣が分からず心配したものだった。ピーサンはこの辺りで産まれ親にはぐれたので、ふるさとを知らないからグラマーさんの言うままに彼女の故郷へ行ったと思う。 翌年2月に幼妻ピーヨンと二人で帰ってきた。「あれっグラマーさんは?」と聞くと「あいつ、いつもあんたはすずめか!って言うんだ」と言った…と思う。いつも喧嘩していたものなあ。それで懲りて今度は幼な妻にしたんだね。2度目の妻ピーヨンとも2羽の子供を作ったが翌年は一ヶ月も遅れて戻った。死に別れたのかピーヨンではなくビジーさんを連れてきた。遅れたのは悲しみで放浪していたのか、それとも飛びっきりの美人を探していたためかな。それから5年か。中むつまじい夫婦だった。去年は4羽も子供を孵した。子供の名前は毎年同じでコピー(子供のピー)、チピー(小さいピー)、ミピー(ミニのピー)、初めての4番目は名前に困ったがリトルピーでリピー。2月から7月の半年間。旅に出た後のさびしい半年。ピーさんとの8年間。
  でもここで終わらない、ピーサン亡き後窓から飛び込んできたのは最後の年の長男のコピー君でした。テーブルの上で足を踏ん張って周りを見渡し懐かしそうな顔をした後「これからおいらが縄張りを守ります!」と宣言しました…と物語は続くのでした~  
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足場の覆いに雪が!みんな待っててね~

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